統計関数2
F.DIST
t 分布の逆関数を返します。
FDIST(数値; 自由度 1; 自由度 2)
数値 は、F 分布が算出される値です。
自由度 1 は、F 分布の分子の自由度です。
自由度 2 は、F 分布の分母の自由度です。
累積 = 0 は密度関数値を計算し、 Cumulative = 1 は分布関数値を計算します。
=FDIST(0.8;8;12) は、0.61 を返します。
=FDIST(0.8;8;12) は、0.61 を返します。
F.DIST.RT
t 分布の逆関数を返します。
FDIST(数値; 自由度 1; 自由度 2)
数値 は、F 分布が算出される値です。
自由度 1 は、F 分布の分子の自由度です。
自由度 2 は、F 分布の分母の自由度です。
=FDIST(0.8;8;12) は、0.61 を返します。
F.INV
F 確率分布のパーセント点を返します。F 分布は、F 検定で 2 つの集合データの分散を比較するために使用されます。
FINV(数値; 自由度 1; 自由度 2)
数値 は、逆 F 分布が計算される確率値です。
自由度 1 は、F 分布の分子の自由度数です。
自由度 2 は、F 分布の分母の自由度数です。
=FINV(0.5;5;10) は、0.93 を返します。
F.INV.RT
t 分布の逆関数を返します。
FINV(数値; 自由度 1; 自由度 2)
数値 は、逆 F 分布が計算される確率値です。
自由度 1 は、F 分布の分子の自由度数です。
自由度 2 は、F 分布の分母の自由度数です。
=FINV(0.5;5;10) は、0.93 を返します。
F.TEST
F 検定の結果を返します。
FTEST(データ 1; データ 2)
データ 1 は、最初の記録行列です。
データ 2 は、2 番目の記録行列です。
=FTEST(A1:A30;B1:B12) は、2 つのデータセットが分散から異なるかどうかを計算し、両方の集合が同じ母集団に属している確率を返します。
FDIST
F 分布の値を計算します。
FDIST(数値; 自由度 1; 自由度 2)
数値 は、F 分布が算出される値です。
自由度 1 は、F 分布の分子の自由度です。
自由度 2 は、F 分布の分母の自由度です。
=FDIST(0.8;8;12) は、0.61 を返します。
FINV
F 確率分布のパーセント点を返します。F 分布は、F 検定で 2 つの集合データの分散を比較するために使用されます。
FINV(数値; 自由度 1; 自由度 2)
数値 は、逆 F 分布が計算される確率値です。
自由度 1 は、F 分布の分子の自由度数です。
自由度 2 は、F 分布の分母の自由度数です。
=FINV(0.5;5;10) は、0.93 を返します。
FISHER
値 x のフィッシャー変換を返し、正規分布に近い関数を作成します。
FISHER(相関係数)
数値 は、変換される値です。
=FISHER(0.5) は、0.55 を返します。
FISHERINV
値 x のフィッシャー変換のパーセント点を返し、正規分布に近い関数を作成します。
FISHERINV(数値)
数値 は、逆変換される値です。
=FISHERINV(0.5) は、0.46 を返します。
FTEST
F 検定の結果を返します。
FTEST(データ 1; データ 2)
データ 1 は、最初の記録行列です。
データ 2 は、2 番目の記録行列です。
=FTEST(A1:A30;B1:B12) は、2 つのデータセットが分散から異なるかどうかを計算し、両方の集合が同じ母集団に属している確率を返します。
GAMMA
ガンマ関数値を返します。GAMMAINV が GAMMA の逆関数ではなく、GAMMADIST の逆関数であることに注意してください。
数値 は、ガンマ関数値が算出される値です。
GAMMA.DIST
ガンマ分布の値を返します。
The inverse function is GAMMAINV or GAMMA.INV.
This function is identical to GAMMADIST and was introduced for interoperability with other office suites.
GAMMADIST(数値;α;β;関数形式)
数値 は、ガンマ分布が算出される値です。
α は、ガンマ分布の α パラメーターです。
Beta is the parameter Beta of the Gamma distribution.
関数形式(オプション) に 0 を指定すると密度関数を、関数形式 に 1 を指定すると分布を計算します。
=GAMMADIST(2;1;1;1) は、0.86 を返します。
GAMMA.INV
ガンマ累積分布の逆関数を返します。この関数で、分布の違いをもつ変数を検索できます。
This function is identical to GAMMAINV and was introduced for interoperability with other office suites.
GAMMAINV(確率;α;β)
確率 は、ガンマ分布のパーセント点を算出する確率です。
α は、ガンマ分布の α パラメーターです。
β は、ガンマ分布の β パラメーターです。
=GAMMAINV(0.8;1;1) は、1.61 を返します。
GAMMADIST
ガンマ分布の値を返します。
GAMMAINV 関数の逆関数です。
GAMMADIST(数値;α;β;関数形式)
数値 は、ガンマ分布が算出される値です。
α は、ガンマ分布の α パラメーターです。
Beta is the parameter Beta of the Gamma distribution.
関数形式(オプション) に 0 を指定すると密度関数を、関数形式 に 1 を指定すると分布を計算します。
=GAMMADIST(2;1;1;1) は、0.86 を返します。
GAMMAINV
ガンマ累積分布の逆関数を返します。この関数で、分布の違いをもつ変数を検索できます。
GAMMAINV(確率;α;β)
確率 は、ガンマ分布のパーセント点を算出する確率です。
α は、ガンマ分布の α パラメーターです。
β は、ガンマ分布の β パラメーターです。
=GAMMAINV(0.8;1;1) は、1.61 を返します。
GAMMALN
ガンマ関数の値の自然対数、G(x) を返します。
GAMMALN(数値)
数値 は、それ用のガンマ関数の自然対数が算出される値です。
=GAMMALN(2) は、0 を返します。
GAMMALN.PRECISE
ガンマ関数の値の自然対数、G(x) を返します。
GAMMALN.PRECISE(Number)
数値 は、それ用のガンマ関数の自然対数が算出される値です。
=GAMMALN(2) は、0 を返します。
GAUSS
標準正規累積分布を返します。
GAUSS(x)=NORMSDIST(x)-0.5
GAUSS(数値)
数値 は、標準正規分布が算出される値です。
=GAUSS(0.19) = 0.08
=GAUSS(0.0375) = 0.01
GEOMEAN
標本の幾何平均を返します。
GEOMEAN(Number1; Number2; ...; Number30)
Number1, Number2, ..., Number30 are numeric arguments or ranges that represent a random sample.
=GEOMEAN(23;46;69) = 41.79。よって、この標本の幾何平均値は 41.79 です。
HARMEAN
データの調和平均を求めます。
HARMEAN(Number1; Number2; ...; Number30)
Number1, Number2, ..., Number30 are up to 30 values or ranges, that can be used to calculate the harmonic mean.
=HARMEAN(23;46;69) = 37.64。すなわち、この無作為抽出の調和平均は 37.64 です。
HYPGEOM.DIST
超幾何分布を返します。
HYPGEOMDIST(X; 標本数; 成功回数; 母集団数)
X は、無作為標本内で成功する数です。
標本数 は、無作為標本の大きさです。
成功回数 は、母集団内で成功する数です。
母集合数 は、母集合全体の大きさです。
累積は0 または FALSE の場合、標準正規分布の密度関数値を計算します。 0 以外または TRUE の場合、標準正規分布の分布関数値を計算します
=HYPGEOMDIST(2;2;90;100) は、0.81 を返します。バターを塗ったトースト 100 枚のうち 90 枚がテーブルから落ち、バターを塗った面が先に床につく場合、バターを塗ったトースト 2 枚をテーブルから落としたときに両方ともバターを塗った面が先に床につく確率密度は 81% です。
=HYPGEOM.DIST(2;2;90;100;1) yields 1.
HYPGEOMDIST
超幾何分布を返します。
HYPGEOMDIST(X; 標本数; 成功回数; 母集団数)
X は、無作為標本内で成功する数です。
標本数 は、無作為標本の大きさです。
成功回数 は、母集団内で成功する数です。
母集合数 は、母集合全体の大きさです。
=HYPGEOMDIST(2;2;90;100) は、0.81 を返します。バターを塗ったトースト 100 枚のうち 90 枚がテーブルから落ち、バターを塗った面が先に床につく場合、バターを塗ったトースト 2 枚をテーブルから落としたときに両方ともバターを塗った面が先に床につく確率密度は 81% です。
TRIMMEAN
データの上下限から指定の割合を除いたデータセットの平均値を求めます。
TRIMMEAN(データ;割合)
データ は、標本におけるデータの行列です。
割合 は、計算対象から除外する上限と下限のデータの割合です。
=TRIMMEAN(A1:A50; 0.1) は、最大値を表す値の 5 パーセントと最小値を表す値の 5 パーセントを考慮せずに、A1:A50 の数の平均値を計算します。パーセント数は、加数の数ではなく、調整していない平均値を指します。
Z.TEST
Z 統計量が、標本から計算された値を超える確率を計算します。
ZTEST(データ; μ; 母分散)
データ は正規分布母集団から抽出した標本です。
μ は母集団の既知の平均値です。
母分散(シグマ) (オプション) は母集団の標準偏差です。このパラメータを省略すると、標本の標準偏差が使われます。
=Z.TEST(A2:A20; 9; 2) returns the result of a z-test on a sample A2:A20 drawn from a population with known mean 9 and known standard deviation 2.
ZTEST
Z 統計量が、標本から計算された値を超える確率を計算します。
ZTEST(データ; μ; 母分散)
データ は正規分布母集団から抽出した標本です。
μ は母集団の既知の平均値です。
母分散(シグマ) (オプション) は母集団の標準偏差です。このパラメータを省略すると、標本の標準偏差が使われます。
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